SQL Serverへ記録されたデータは、簡単にエクセルへ取り込むことが可能となっています。
エクセルのメニューバーにはSQL Serverへ直接接続するためのコマンドが用意されており、こちらを利用することで簡単にデータを取り込めます。以下にExcel2013を例に説明いたします。
メニューの「データ」→「外部データの取り込み」→「その他のデータソース」を選択します。
表示された項目から「SQL Server」をクリックします。
データベース接続ウィザードで、上記のように設定します。
データベースが他のPCにある場合、「2.ログイン時の証明」を「以下のユーザー名とパスワードを使用する」を選択いただき、SQL Serverのログインユーザー名とパスワードを入力してください。
※)ネットワーク上のSQL Serverを参照するには、SQL Serverの接続許可設定が必要です。詳細はマニュアルをご参照ください。
「次へ」をクリックします。
データベースを「miharodb」、取り込みたいテーブルを選択し「次へ」をクリックします。
参考までに「real1」テーブルは、統合管理ツール上で「現在値」でリスト表示されるデータが保管されているテーブルで数字は機械番号1を表しています。
設定を保存する確認ウィンドウが表示されますので「完了」をクリックします。
インポート方法について確認ウィンドウが表示されますので、とりあえずそのままで「OK」をクリックします。
シートに以下のようにデータが取り込まれます。
見張ろうくんがデータ収集中の場合、データは常に更新されていますので、エクセルに取り込んだデータを更新したい場合、
メニューの「データ」→「すべて更新」をクリックすることで、取り込んだデータを更新することができます。
エクセルへ取り込まれたデータは、空白セルや別シートのセルへコピーするようにセル参照を設定したり、数式で計算値を求めたりすることで自動で必要な値を確認することが出来るエクセルファイルを作成することが可能です。
上記設定を行ったファイルを保存しておき、再度開いてデータ更新することでデータ分析や帳票作成を半自動化することが出来ます。
今回はテーブルデータを直接取り込む方法をご紹介いたしましたが、次回はデータを加工した状態で取り込む方法をご紹介したいと思います。